HUNTER✖JUKEN

”受験”という言葉が放つ魔力、それに見せられた奴等がいる。人は彼らを受験ハンターと呼ぶ。

日本史ハンターになるために② 勉強内容編

こんばんは、ヤングヒソカだ。

 

前回に引きつづき日本史について説明する。特に今回は日本史の勉強内容編である。

日本史は時期によって勉強内容が変わるため、時期別に説明していきたいと思う。

 

4月~7月編

3年になってやっと本格的に日本史を受験科目として勉強し始める時期である。日本史はまず通史からやらなくてはいけない。


そもそも通史とは旧石器時代から現代までも日本の歴史の一通りの流れのことである。


「小中で歴史やったし、そんなの大学受験でやらなくていいでしょ。」


そう思っている人もいるかもしれない。それは大学受験の日本史を甘く考えすぎている。

高校入試とは比にならないほどの暗記と情報量が必要になる。

知らない歴史的事件や聖徳太子に関してももっと詳しく勉強することになる。だからこそ通史をやらなくてはいけないのだ。


夏休みの勉強法でも紹介したが通史を学習するにはいくつか方法があるが、一番いいのは映像授業で自分のペースでやってしまうこと。

 

ぼくのオススメは「Try‐it」だ。

 

これは有名な個別塾の「トライ」がやっている映像授業である。

聞いた話ではこの日本史の授業をやっている先生は河合塾で日本史を教えてる先生らしい。無料で河合塾の授業を受けれるのは得すぎる。

ここで貼ったリンクはYouTubeだが、専用アプリもあるからそれをインストールしてくれ。

 

夏休み~9月まで

ここではまず教科書レベルの問題を覚えよう。基本的にMARCH関関同立の日本史は教科書レベルの問題がほとんどを占める。だから教科書を100%にしておけば、問題はない。しかしこの教科書を100%にすることが難しい。


「要するに教科書を読みまくったらいいの?」


たぶんそれは三日坊主になって、きっと覚えられない。だからぼくのオススメの教材を紹介する。

 

山川出版の「詳説日本史ノート」である。

これは教科書準拠で、ただの文字列ではなく穴埋め形式になっているため勉強をすすめやすい。

また文化史の範囲は図や写真が載っているためいちいち資料集を見なくてもいい。

とにかくまずは教科書を完璧にすることを目標に学習をすすめよう。


10月〜11月

この時期になると少しずつ演習を混ぜていきたい。インプットを終えてアウトプットの時期だ。インプットするのはいいが、実際に問題を解くと意外と出てこないのは受験生によくある話だ。だから演習をやって、そのあとにまた教科書を読み直して、暗記し直す。この繰り返しが大切である。

ここでぼくが使っていた問題集を紹介する。



この真っ赤な表紙におおきく関関同立入試対策用日本史問題集」と書いてあるこの問題集。これは関関同立を受ける人は必ず解いてほしい。この問題集は関関同立の過去問を大学別、テーマ別に分けている問題集である。
ぼくはこの問題集を1月にやった。もっと早くやっておけばよかったっと思ったからみんなには早めにこの問題集を解いてほしい。できたら自分の受ける大学以外にも、全ての問題をといてほしい。ここに載っている問題は実際の入試でかぶることが多い。実際にぼくは、この問題集で解いた同志社の問題が、関西学院の入試当日に出た。それだけ関関同立専用の問題集なのだ。

12月〜2月
過去問を本格的にやり始める時期だろう。受験生に多いのが過去問を解いて満足する人。これはもったいない。せっかく解いたなら間違えた問題をチェックするべきだ。特に日本史は繰り返し出題されることが多い。実際同志社はめちゃめちゃ問題がかぶる。だから過去問を完璧にしておけば他の受験生が知らない問題も解けるのだ。

まず過去問を解いて、間違えたら問題と解答をノートに書いて自分専用の単語帳を作る。これを勉強するときにしっかりと覚えるのだ。

そしてもう一つ、特に立命館で出るのがその大学でしか出ない問題だ。例えば立命館創立者西園寺公望に関する問題など知ってる人しか知らない問題がたまに出る。こういう問題が解けると相当な差をつけることができる。受ける前に大学のホームページを一見しておくことをオススメする。

ザックリとした説明になってしまったが、日本史の勉強方法について説明をした。
日本史の学習の進め方には正解はないし、人によって全然違う。どうやったら暗記しやすく定着するのか自分なりに模索してみてくれ。

「日本史は全く怖くない。一番恐れるのはこの日本史がやがて風化してしまわないかということだ。」by クラピカ