ジンのような誇らない美しさ~ぼくが学歴コンプを感じた話~
こんばんは、ヤングヒソカだ。
最近よく「同志社大学だったら学歴に困ることないですよね?」っていう質問があった。
いや、学歴コンプ感じたことある。
これはぼくの同志社に入学して新歓時期の話。
ぼくは高校の時水泳をやっていたから大学でも水泳を続けたいと思った。
大学で水泳部に入ろうと思ったのだが、先輩に聞いたら同志社の水泳部はスポセンばっかりだからついていけないといわれたから水泳部に入るのはあきらめた。
そして次にサークルに入ろうと思った。
大学内で水泳サークルを探したのだが、ぼくの入学の2年くらい前につぶれてしまっていて、同志社大学で水泳サークルを探せなかった。
だからSNSで探したら京都大学のインカレサークルに水泳サークルがあるというのを知って新歓に参加した。
その新歓はまず2時間ほどの練習をして、そのあと飲み会に行くといった感じだった。
インカレサークルと言ってももとは京都大学だから1年生は20人くらい参加して、18人は京都大学の人だった。同志社はぼくともう一人しかいなかった。
でも大学が違ってもみんなと仲良くなってワイワイしゃべっていた。
そして自然と受験の話になった。
ぼくは2月に受験が終わったばかりで、同志社大学に受かったことを誇りに思っていたし、正直イキっていた。
そして京都大の先輩が「みんな何校くらい受けた?」と聞いた。
テーブルには6人いて、
京都大2年生が2人
京都大1年生が3人
同志社大のぼく
が座っていた。
まず京都大の1年生が
「僕、京大しか受けてないです。」
次にその隣の京都大の1年生は
「僕も京大だけです。」
そしてその隣の子は
「僕は親が受けろってうるさいので同志社受けました。」
「・・・え。」
ぼくは京都大学のすごさに圧倒された。
すると先輩はぼくに
「君は何校受けた?」
ぼくは
「11校受けました…」
って答えた。
ほかの一年生に「え!!!すげえ、よくそんな体力があるな(笑)」
って驚かれた。
しかし、ある一年生にこんなことを言われた。
「でもそんなに受けて同志社行ったんだ。」
ぼくは今までイキって同志社合格を自慢していた自分が恥ずかしくなった。
つまり何が言いたいかというと、学校でMARCH以上じゃないと大学に通う意味がないとか日東駒専じゃやだとか言っている受験生いるだろう。
でも勘違いしないでくれ、仮にMARCHレベルの大学に行っても上には上がいるということを。
MARCHの上は早慶があるし、早慶の上には東京一工がいる。東京大学に行っても世界に出ればもっとすごい大学はたくさんある。
だから別に学歴コンプなんてどこに行っても感じるということ。
そんなの気にしてたらキリがないし、そんな劣等感を背負いながら4年間大学に通ったらせっかくの楽しい大学生活を台無しにしてしまうよね。
ぼくはこの新歓から別に大学がどこだからっていうのは気にすることはなくなった。
確かに偏差値の高い大学に入れるなら入ったほうがけど、別にだからと言ってそれで人生が完全に決まるわけじゃない。
きっと受験を終えて納得のいかない結果に終わる人のほうが多いと思う。だってもし倍率が10倍だったら9人は不合格なんだから。でもそのあと進学先でみんなが何をするか、それが大切なんじゃないかと思う。
ハンターだって同じ。ハンター試験に受かったからそこがゴールじゃない。そのあとの行動でそのハンターの評価が決まるのである。
ハンター試験の合格に納得のいかないゴンにサトツは言った。
「大事なのはハンターになってから何を成したのかですよ。」
これから志望校を決めるときはその大学で何をしたいのかを考えて決めるのも大事だということを覚えといてくれ。
「問題はこれから何を成すかだからな。」 by ポックル